函館空港で航空機事故想定し訓練

update 2013/7/10 10:00


 函館空港で9日、航空機事故を想定した消火救難救急医療総合訓練が行われた。函館空港事務所と函館空港緊急計画連絡協議会の主催。航空会社や警察、消防、函館市医師会など35機関から226人が参加し、本格的な訓練に臨んだ。

 着陸後にエンジンから出火し、機体へ延焼。乗客に多数の負傷者が発生したとの想定。バスを航空機に見立て、空港消防が消火活動に当たったほか、消防や自衛隊、空港職員が救助活動を迅速に行った。医師がけがの程度を見極め、負傷の度合いを区別し治療する訓練も実施した。

 金子守夫空港長は米サンフランシスコ空港であったアシアナ機事故を受け、「航空機事故はいつ、どんな形で起きるかわからない。万が一の時に的確に行動できるよう危機管理に努め、想定外の事態でも臨機応変に対応していきたい」と述べ、救助活動に参加した金子安男さん(66)は「こうした訓練を積み重ね、実績を作っていくことで、いざというときに動けるよう努力したい」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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