メタボ解消に一役、北大などサプリ商品化

update 2013/7/10 09:59


 北大大学院水産科学研究院などは9日、函館産アカモク(褐藻)に含まれるフコキサンチンを利用したサプリメントを商品化、29日に発売すると発表した。内臓脂肪を減らす作用があり、函館発の健康食品として売り込む。

 宮下和夫教授(食品化学)、カネカ(大阪)、ノース技研(函館、布村重樹社長)などが参画する函館マリンバイオクラスター(中核機関・函館地域産業振興財団)の研究成果。

 フコキサンチンは赤い色素で、脂質に含まれる。褐藻には多いもので1c当たり4、5_c、少ないもので同1_c入っている。動物実験で脂肪を燃焼しやすくして肥満を抑制する効果があることが分かった。

 宮下教授は「人について外国の試験では、約95`の白人女性に1日2・4_cのフコキサンチンを夕食後に食べてもらうと、4週間後に体重が1割弱減り、体脂肪も同程度減るという結果が出ている」とした。

 アカモクは褐藻の中でもフコキサンチン含有量が多い上、製品化した場合の安全性と安定性が高いという。

 「フコキサンチン1000」で、価格は1瓶30粒入り5800円。先行して10日からインターネット(http://f1000.info/)、電話(0138・21・1222)、ファクス(22・0204)で予約を受け付ける。記念キャンペーンとして8月末までは3900円。

提供 - 函館新聞社


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