殉職者の冥福を祈る 青函連絡船慰霊法要
update 2013/7/9 10:02
青函連絡船殉職者遺族会(富樫淳次会長)は7日、函館山登山道入口の「青函連絡船殉職者慰霊碑」前で、函館空襲や台風などで犠牲になった乗組員の法要を行った。遺族や関係者約50人が参列、殉職者の冥福を祈った。
青函連絡船は1945年7月の米軍機による攻撃で10隻が撃沈されたほか、59年9月の台風による「洞爺丸」沈没などで、乗組員793人が亡くなっている。
この惨事を風化させず、殉職者の功績を後世に伝えようと毎年この日に実施しており、函館市仏教会やJR北海道、函館市などが協力している。
僧侶が読経を唱える中、参列者は殉職者の名前が刻まれた慰霊碑の前で焼香し、手を合わせた。
富樫会長は「使命のために尊い命を捧げた先祖に敬意を表し、その不屈の責任感と功績をこれからも後世に継承していきたい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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