JR函館駅構内にアンテナショップ 来月1日開設目指す
update 2013/7/9 10:02
渡島総合振興局は、外部委託して開設する初の道南産品アンテナショップの事業概要を明らかにした。事業者となるノーステック(函館市昭和、橋本真一社長)と8日に契約を結び、JR函館駅(若松町)構内に8月1日のオープンを目指す。
西口に近いドラックストア跡で、ジェイ・アールはこだて開発がテナントとして貸し出す。約43平方メートルで、名称は未定。木のぬくもりが感じられる落ち着いた雰囲気の店内に、ガゴメコンブやタマフクラなど約200品目を常設販売する。
試食を積極的に展開するほか、スタッフ自ら取材した商品に対する魅力やこだわりを情報発信。JA新はこだてのファーマーズマーケット「あぐりへい屋」(北斗)とも提携、旬の野菜を並べて季節感を演出する。テスト販売も導入し、消費者の反応を聞いて商品の改良や開発に役立てる。
初年度の売り上げ目標は3600万円。道の2013年度緊急雇用創出推進事業を活用、委託費は約2500万円。スタッフ8人は全員失業者を雇う。
北海道新幹線開業に向け、14年度以降も継続して運営する。橋本社長は「人の交流が最も盛んな駅構内を選んだ。食を通した地域活性化に貢献したい」、同振興局は「道南の優れた産品を、地元の人たちが日常的に買える店にしたい」(商工労働観光課)としている。
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