勇壮に大しめ縄飾り かもめ島まつり開幕
update 2013/7/7 10:34
【江差】第60回江差かもめ島まつり(江差観光コンベンション協会主催)が6日、町内で開幕した。瓶子岩(へいしいわ)では、漁師らが海の安全と繁栄を祈る「大しめ縄飾り」が行われ、勇壮な姿に大きな拍手が起きた。
しめ縄は手づくりで稲わらをより合わせ、3時間かけてこしらえた。長さ30b、重さ500`。下帯姿の若者10人が高さ10bの岩に上がり、丁寧に飾った。
瓶子岩には、古くに前浜で不漁が続いたとき、老婆が白い水を海へ注ぎニシンの群れが押し寄せて地域を救ったという伝説が残る。今年は天然ニシンの産卵活動が確認されるなど、取りつけ後の神事には漁師らが真剣な表情で臨んだ。
江差音頭千人パレードや珠洲の御神事太鼓も披露され、熱気に満ちた。改行 函館市の高田夏帆さん(6)、莉来ちゃん(5)姉妹は初めての江差で「焼いたホタテがおいしかった。(鬼のお面の)太鼓は怖かったけど、おもちゃを買ってもらってよかった」とにっこり。
最終日の7日は午前9時45分から江差港で全道北前船競漕大会。午後1時から御神事太鼓、同2時からは大石まどかさんと走裕介さん歌謡ショーを予定している。
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