14日に海の日記念祈願祭 新島襄の志感じて 高校生ら寸劇も
update 2013/7/7 10:32
函館市西部地区(弁天地区)の活性化に取り組む笑福七福神祭実行委員会(井上清美委員長)は14日、函館漁港(入舟町)などで「海の日記念・祈願祭」を開く。新島襄(同志社大創立者)の脱国寸劇もあり、多くの来場を呼び掛けている。
毎年開催。午前11時からは海外渡航の地碑(大町)前で、函館水産高の生徒4人が「新島襄と仲間たち」を演じる。今回初めて卒業生の小島祥さん(20)=函館臨床福祉専門学校1年=と、谷孟到(たけゆき)さん(19)=同2年=が出演。別れの杯、逃避行、再会に続き、妻八重が幼なじみの日向ユキと札幌で再会するシーンを再現する。
午後1時からは同漁港で祈願祭。生徒ら7人が七福神に扮(ふん)して木造和船「七福神丸」に乗り、港内を回って海上安全と大漁を願う。平石造船所前で餅まきも。
演技指導する函水高3年の小松丈一郎君(17)は「新島の志を後輩に伝えたい」とし、我妻雅夫教諭は「碑の前で志を語ってくれた人には、同志社グッズをプレゼントします」と呼び掛ける。
井上さん(61)は「NHK大河ドラマもあり、新島夫妻について知ってもらう良い機会。市民権を得られてきたので、今後も続けていきたい」と話している。
七福神丸の航行は強風や雨天の場合中止。問い合わせは井上さん(рO90・4878・4158)へ。
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