夏の夜の歴史絵巻 野外劇開幕
update 2013/7/6 10:04
第26回市民創作「函館野外劇」(NPO法人市民創作「函館野外劇」の会主催)が5日、国の特別史跡・五稜郭跡の特設ステージで始まった。光と音が織り成す感動のステージが展開され、約500人を魅了した。
今年は同会前理事長で野外劇提唱者の故フィリップ・グロードさんの追悼公演として実施。開会セレモニーで中村由紀夫理事長が「グロードさんを思い出しながら最後まで楽しんで」、来賓祝辞で函館市教委の山本真也教育長が「劇を見れば函館の歴史とロマンが分かる」と紹介した。七飯町在住の作家新井満さんは、テーマソング「星のまちHAKODATE」を合唱指導した。
心配された雨は落ち着き、コロポックルがワイヤに乗って客席頭上から登場するシーンで劇がスタート。函館の基礎を築いた高田屋嘉兵衛の登場、五稜郭の築城シーン、激しい銃撃戦などの箱館戦争シーンを繰り広げた。観客は函館市民が再現する歴史絵巻の一つ一つに見入っていた。開演前にはグロードさんの遺影を掲げ、献花するシーンもあった。
公演は6、12、13、19、20、26〜28日、8月9、10日。
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