日光と潮風浴びスルメあめ色に 奥尻島で天日干し盛ん

update 2013/7/5 10:40


【奥尻】奥尻島の海辺でスルメの天日干しが盛んだ。昔ながらの製法を守り、「日差しと潮風が味を決める」と生産者は作業に汗を流す。

 町内赤石の「さとう食材」(佐藤秀也社長)では、毎年この時期に集中してスルメを生産。前浜で水揚げされた新鮮なマイカを原料に「一枚ずつ丁寧にさばいて、天気が良ければ3日で干し上がる」。作業は8人がかりで、多い日は1000枚以上を仕上げるという。

 佐藤社長の母親、与子(ともこ)さん(58)は「天日干しにこだわるのは、自然のあめ色と甘み、柔らかさを味わってもらいたいから。手間暇がかかって大変だけど、朝から晩までみんなで頑張っている」と笑う。

 このスルメは町内の売店のほか、全国の催事で販売している。

提供 - 函館新聞社


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