「大きくなってね」育てた稚ウニ放流

update 2013/7/5 10:39


 函館水産高校(三ツ石茂之校長、生徒471人)の水産同好会は4日、授業の一環でエゾバフンウニの人工授精から飼育した稚ウニを函館山付近に放流した。平均約20_に成長した稚ウニを「大きくなって」と願いを込め、海に送り出した。

 海洋技術科生産コースの2年生が昨年11月、授業で人工授精し、授精から稚ウニになるまで餌を与えながら飼育管理。校舎のバイオ棟で培養した。飼育は1998年から行っているが、まとまって成長するのはまれで、ウニの放流は10年ぶり。

 放流は函館市漁協に提供する形で、5月末に稚ウニ約7000粒を放流。2回目の今回は、前回の時に直径5_以上に達しなかった稚ウニ約2500粒を漁協に提供。最大で30_に成長した。

 3年の及川和哉君(17)は「稚ウニの順調な成長を願いながら放った」、竹内謙臣君(17)は「水温や水質管理が難しかった。でもこれだけの数が大きく育って感動した」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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