市電100周年多くの乗車 関連グッズ売り上げ好調

update 2013/7/4 10:05


 函館市企業局交通部は路面電車開業100周年記念事業が行われた6月29日の売り上げをまとめた。全区間100円均一で運行した同日の料金収入(定期外)は155万1820円で、想定以上の乗車があった。関連グッズも100万円近く売り上げ、同部事業課は「式典には300人以上の来場があり、撮影会にも全国から電車ファンが多く集まった。100周年の節目だったことが大きい」としている。

 同部は、当日の料金収入を、200円均一で運行した昨年8月1日の函館港まつり初日の実績273万円の半分程度と想定。通常料金となった翌日の30日は157万円、前年同時期の土曜日(2012年6月30日)の183万円と比較しても、記念日に多くの人が市電に乗車したことがうかがえる。

 また、復刻花電車として運行を始めた「箱館ハイカラ號」の売り上げは3万5470円で、大人料金換算で乗車人数は354人となり、普段の倍以上の利用があった。一日乗車券も100周年記念特別券を中心に220枚が売れた。同課は「期待した以上の結果。撮影を楽しんだファンにも移動手段として利用してもらった」とする。

 一方、普段は多い日で1万円程度という市電関連グッズの販売も好調で、同日から発売を開始した廃止路線の様子を収めたDVDは35万円、記念誌は31万円など、計92万6000円を売り上げた。方向幕(5万2500円)、系統板(1枚7350円)といったお宝グッズ≠熹р黷ス。

 同課は「各種メディアで100周年が取り上げられたことで、市民や観光客、ファンに関心を持ってもらった。利用者に感謝し、次の100年に向けて、これからも頑張っていきたい」としている。

提供 - 函館新聞社


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