北海道スイーツの夢語る 「きのとや」社長が講演
update 2013/7/4 10:04
函館スイーツ商品力向上セミナーが3日、函館市末広町の五島軒本店で開かれた。道内を代表する洋菓子製造販売「きのとや」(札幌)の長沼昭夫社長が講演。札幌で展開する「スイーツ王国さっぽろ」の取り組みや、新幹線時代を見据えた一大フェアの開催構想など、世界に発信する北海道スイーツの夢を語った。
セミナーには菓子業関係者ら約100人が参加。運営主体のエイチエスケーの佐々木博史社長は「函館スイーツの新たな価値の創造や磨き上げ、商品開発につなげてほしい」とあいさつした。
長沼社長は、毎年、菓子職人が腕を競い、グランプリ作品を参加各店舗で提供し、今年で8年目となった「さっぽろスイーツコンペティション」の取り組みなど、業界全体の連携の必要性を語った。多くの人を魅了するスイーツがまちおこしにつながるとし、「札幌はスイーツの似合う街だが、海外の文化が入って開けた函館は、どこよりもスイーツが似合う」とエールを送った。
また、北海道新幹線が開業する2016年に札幌市中心部でさまざまな菓子を集めた一大フェアを開催する構想を語り、「北海道をスイーツ王国として産業振興につなげるため、今から準備を進めている。函館でも同時期にフェアを実行していただきたい。函館は新幹線で結ばれる東北にも連携を広げていけば、魅力的なフェアになる」と話した。
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