函館産ハーブでアイス、あす発売
update 2013/6/30 10:19
函館ハーブ研究会(会長・美馬のゆり公立はこだて未来大教授)は7月1日、道南に自生する多年草「クルマバソウ」を使った商品第1弾「クルンバッソアイスクリーム」を発売する。さわやかな香りが特徴で、函館の香りとして売り込む。
函館酪農公社(中野町、柴田満雄社長)と3年かけて開発。道立工業技術センターや未来大と共同研究した。
クルマバソウは函館山や七飯町軍川周辺に自生。ハーブとしての認知度は低いが、採取して醸成することで独特の香りを放つ。アイスは、クマリン(桜餅の香り)とリナノール(フルーティーな香り)を牛乳で煮出して引き立てた。すっきりとした清涼感ある味が楽しめる。
同会は「クルンバッソ」の商標登録を済ませ、今後も商品を展開して地域ブランド化を目指す。日本初のクルマバソウを活用した商品の誕生について、美馬会長は「産学官連携の研究の成果が実ってうれしい。函館で自生する植物を自然のまま活用した商品を今後も発信していきたい」と力を込める。
製造・販売を担う函館酪農公社のあいす118や、移動販売車などで販売。100ミリg入り210円。問い合わせは同社(TEL0138・58・4460)へ。
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