函館労基署5月末現在、労災193件で大幅増加
update 2013/6/30 10:18
函館労働基準監督署は、今年1月から5月末現在の管内休業4日以上の労働災害(労災)の発生状況をまとめた。全産業では死亡労災2人を含む193件(前年同期比20件増)と大幅な増加となった。同労基署では「機械設備の安全基準や作業手順などの基本的なルールの順守を」と呼び掛けている。
函館労基署によると、過去10年の全産業の労災件数は減少傾向だったが、本年度(5月末現在)の件数は前年同期に比べ11・6%増。主な業種では建設業が26件(前年同期比8件増)、製造業が46件(同3件増)、道路貨物運送業が19件(同2件増)、卸売・小売業が20件(同3件増)だった。
製造業では、機械によるはさまれ、巻き込まれ災害が多発。建設業では、足場やはしごからの墜落、建設機械と接触する災害が発生している。
また、7月からは「高めよう 一人ひとりの安全意識 みんなの力でゼロ災害」をスローガンに全国安全週間(1〜7日)が始まる。函館労基署は「夏を迎える前に熱中症対策の準備を行い、熱中症の発症リスク低減を図ってほしい」としている。
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