渡島の観光客979万人、昨年度
update 2013/6/25 10:22
渡島総合振興局は24日、管内の2012年度観光客数をまとめた。東日本大震災の影響で減少した前年度よりも69万6000人(7・6%)増の979万3000人。震災前の10年度と比べても2・7%増で、最近5年間で最多となった。
内訳は、道外客が50万4000人増の479万9000人、道内客が19万2000人増の499万4000人。
月別では、4月から3月までほとんどの月で前年度を上回る実績で、特に4〜6月は前年度比10%超の増加率だった。唯一、1月が前年度を下回ったが、同局は「大雪で航空便やJRの運休が多発したため」とみる。
市町別では、函館市が前年度よりも39万3000人増の450万1200人、七飯町が24万4000人増の177万7700人など8市町で増加。松前、木古内、鹿部の3町は減少した。
函館市の増加要因は函館―台北線の就航や道央自動車道森―大沼公園間の開通など、七飯町はツアー客に回復の兆しが見られたとしている。松前、鹿部の2町は幹線道路の土砂災害が影響した。
一方、外国人宿泊客も震災前の水準に復活し、10年度の12・4%増の19万6874人に上った。前年度との比較では55・6%増。改行 国別では、台湾が14万173人と一番多く全体の71%を占め、次いで韓国2万706人、中国1万531人と続いた。
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