気分は船長 海洋調査研修船「望星丸」が一般公開

update 2013/6/24 10:13


 東海大学の海洋調査研修船「望星丸」(荒木直行船長、2174d)の一般公開が23日、函館市の西埠頭(ふとう)で行われ、親子連れら421人が船内見学を満喫した。

 同船は学生の研修設備を備えるほか、旅客機能も兼ねた珍しい多目的船。今回は同大海洋学部(静岡市)水産学科食品科学専攻の実習で清水港を出港、学生や乗組員ら約100人が22日に函館に入港した。公開は1993年の竣工以来。

 午前10時開始と同時に市民が続々来場。操舵(そうだ)室や大食堂兼大講義室などを回った後、甲板でロープワークを体験した。圧縮されたカップ麺の容器を例に、水深3000bの水圧の力を目で体感するコーナーも見学。水深が長いほど水圧が増え、発泡スチロールの空気が抜けていく説明を受け、「初めて知った」と感心していた。

 函館の田嶋勇さん(28)は妻(30)と長男海ちゃん(2)、次男湊ちゃん(4カ月)と見学し「操舵室からの眺めが良かった。息子らを喜ばせる家族サービスができた」と笑顔だった。

 望星丸は24日、帰航の途に就く。

提供 - 函館新聞社


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