ホッキ一突き 北斗で漁始まる
update 2013/6/22 10:12
【北斗】北斗市沿岸のホッキ漁が19日から始まり、小型の磯舟に乗り込んだ漁業者が伝統的な「突き漁」で海底の砂地にひそむホッキを採取している。
ホッキ漁は例年、産卵期の4、5月が禁漁期間。その年の抱卵状況から漁の開始時期が判断される。
漁場は同市七重浜から富川までの沿岸約12キロ。上磯郡漁協の漁師約40人が出漁している。
21日は32隻が出漁し、漁師は約5メートルの矛(ほこ)の先に4本の爪を付けた専用の漁具「ヤス」を海底に入れて、貝を一つずつ採取していた。同日は約860キロを水揚げ。ホッキは主に同市内や近隣のスーパー、鮮魚店で販売される。
漁期は来年3月いっぱいまで。資源保護のため出漁時間は午前8時半から同11時までとなっている。
提供 - 函館新聞社
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