23日に鹿部で全日本フリースタイルモトクロス選手権

update 2013/6/19 10:04


 【鹿部】モトクロスに乗ったライダーが空中でのパフォーマンスを競う「GO BIG 全日本フリースタイルモトクロス選手権第2戦函館大会」が23日、鹿部町宮浜の「XPCコンパウンド」で開かれる。道内初開催で、国内トップライダーが集結。ランプ(ジャンプ台)を飛び出したライダーが23b先の着地点までの間に、華麗なるトリックを披露する。

 FMXは、欧米で絶大な人気を誇り、今月1日にはアジア初開催となる世界選手権大会が大阪市の大阪城前で開かれた。専属メカニックとして参加した二輪販売店「スナダオート」(北斗市久根別)の砂田彰さんは「大きな反響があり、日本のFMXシーンが盛り上がるターニングポイントになった」と話す。

 全日本選手権は今年で5年目。国内では開催できる常設コースが少なく、鹿部町のコースは、ジャンプ台を4カ所設けるなど、大会規格に合わせた改修を実施した。また、道内開催は、世界のトップレベルで活躍し、今年2月に事故で急死した佐藤英吾選手と砂田さんが語り合った目標だったといい、「コースの見応えやスケールは格段に上がっている。FMXをメジャースポーツにしたいという佐藤選手の遺志を継ぎ、大会を成功させたい」と話している。

 午前8時半から開会式を行い、午前中はモトクロスレースを中心に実施、午後からFMXの予選、決勝を予定している。会場は道道大沼公園鹿部線の鹿部、七飯町境界付近から国道278号方向に約5`先。チケットは前売り1500円(当日500円増)、中学生以下無料。問い合わせはスナダオート(TEL0138・73・7773)へ。

提供 - 函館新聞社


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