大間原発 建設断念を
update 2013/6/17 10:09
【大間】電源開発大間原発に反対する第6回現地集会(実行委主催)が16日、青森県大間町の同原発に隣接する民有地で開かれた。「何度でも大間に足を運び、原発を止めるための行動を継続する」などとする集会アピールを採択、建設断念を強く求めた。
全国各地から約500人(主催者発表)が参加。函館・道南からは約70人が昨年10月の工事再開に抗議し、建設をやめるよう訴えた。
集会では、同原発敷地内の「あさこはうす」を守る小笠原厚子さん(58)=北斗市在住=が、福島第一原発事故を引き合いに「古里をなくさないためにも、原発を稼働させない、事故を起こさせないことが大事」と訴えた。
大間原発訴訟の会(函館)代表の竹田とし子さん(64)が「原発は最新の知見というものでなく、大間原発が安全にできないことを私たちは知っている。福島の事故は人災で、忘れるわけにいかない。反対の輪を広げていきたい」と力を込めた。
集会後、町中心部をデモ行進し「工事を止めろ」「大間を汚すな」「函館も守れ」などとシュプレヒコールを上げた。
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