ユニバーサル映画祭七飯上映会開幕

update 2013/6/16 10:15


 【七飯】手話通訳や音声ガイドなどを配置して、障害の有無、年齢に関わらず誰もが映画鑑賞を楽しめるイベント「ユニバーサル上映映画祭七飯上映会」が15日、七飯町文化センターで始まった。初日は映画作品上映のほか、シアターフォーラムが開かれた。16日まで。

 同映画祭実行委(島信一朗代表)主催。フォーラムでは東日本大震災の被害を受けた宮城県名取市の佐々木一十郎市長と中宮安一七飯町長が「ユニバーサルデザインの視点から復興と防災を考える」をテーマに意見交換。

 佐々木市長は同震災による被害状況、非常時の情報伝達についてラジオの大切さについて説明。名取市で多くの犠牲者が出た原因について「津波が来ないという思い込みが被害を拡大させた」と分析。ユニバーサルデザインの視点から津波や避難ビルなど、一目でわかる統一したピクトグラム(絵文字)の設置の必要性を伝えた。

 中宮町長は七飯町の防災計画や公共施設の改築について説明。「災害は必ずやってくる。震災後に防災計画を見直し、ハザードマップを配布するなどしているが、でも大事なのは日ごろの訓練なのではないか」と話した。

 16日は午後0時20分から上映会を行う。入場料は一般1000円、高校生500円、中学生以下無料。

提供 - 函館新聞社


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