「憲法と法律は全く違う性質」…北教組学習会で逢坂氏

update 2013/6/15 10:41


 北教組渡島支部主催の憲法学習会が14日、函館市五稜郭町の渡島教育会館で開かれた。民主党の逢坂誠二前衆院議員が講師を務め、「憲法に対する認識が不足したまま議論されることに危機感がある。憲法と法律が全く違う性質のものであることを認識してほしい」と述べた。

 逢坂氏は、憲法は権力や国家に対する歯止めであり、社会秩序の維持のために国民を制限する法律とは性質が違うと指摘。「権力のトップである総理自身が憲法改正を言うのは憲法の尊重、擁護義務を定めた99条に反する」と批判した。

 さらに「『憲法を国民の手に取り戻す』といっているのは隠れみの。権力者が自らへの縛りを緩めてくれというのは立憲主義への理解不足だ」と述べた。改憲派、護憲派といった色分けで進められる憲法議論に対しても違和感を示し「多くの国民は憲法議論に対する免疫力がないが、認識を高めていくことが必要だ」とした。

提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです