厚沢部の児童が稚アユ放流
update 2013/6/13 10:13
【厚沢部】町国保病院近くの厚沢部川で11日、町内の児童が稚アユ200匹を放流した。9月には採卵活動も予定されており、「元気に戻ってきてね」と声をかけて見送った。
厚沢部町河川資源保護振興会(山下清会長)の活動の一環で、厚沢部小の4年生15人が参加した。アユはこの地域の種類に近い、秋田県産を用意。体長10センチ、10グラムで、1年ほどで最大30センチに成長するという。
放流を前に振興会メンバーが、国内で古くから親しまれているアユの特長や資源を守る上での河川保護の必要性を伝え、児童は真剣な表情で聞き入っていた。
太田優吾君(9)は「この川に戻ってきたアユのたくましい姿を見たい」。大滝菜々夏さん(9)も「海で大きく立派に成長してもらいたい」と笑顔だった。
この放流に先立ち、同振興会は1万5000匹を厚沢部川などに放っている。一連の活動は30年以上続いている。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。