ひろめ舟祭り沸く 南茅部で2年ぶり
update 2013/6/9 10:11
海の恵みに感謝し、豊漁を祈願する「第28回函館南かやべひろめ舟祭り」(実行委主催)が8日、臼尻漁港で開かれた。メーンの舟こぎ競争をはじめ、郷土芸能発表や漁船のパレード、夜は花火大会も行われ、大勢の市民らが楽しんだ。
函館市南茅部地域最大のイベントで、昨年は海難事故で中止されたため2年ぶりの開催となった。「ひろめ」はコンブを意味し、伝統の舟こぎ競争は、コンブ漁の舟を使用する。今年は41チームが出場し、初心者、女性、職場対抗などに分かれ、全8レースが行われた。
木製の磯舟には6人が乗り込み、かじ取り、こぎ役などを分担して舟を進め、400〜600メートルの距離を競った。ターンの場面では激しい争いも見られた。
函館市昭和の主婦佐伯珠美さん(47)は「初めて来た。大漁旗が掲げられた船があったり、海産物がたくさん売られ、南茅部の魅力を満喫できた。舟こぎレースは予想以上に迫力あった」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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