商店街の重要性説く 「函館学」

update 2013/6/9 10:10


 函館市と市内8高等教育機関でつくる「キャンパス・コンソーシアム函館」(会長・溝田春夫函館大学長)は8日、合同公開講座「函館学2013」を開講した。初回はホテル法華クラブ函館で、「超高齢社会における商店街〜中島れんばい調査から」と題し、函大の大橋美幸准教授が講演した。

 約130人が参加。大橋准教授は調査結果から、中島廉売の現状について利用客は60代以上が半数で、店主も60代以上が6割を超すとし、「高齢者が高齢者が支えている。商品が一番売れるのは昼時の午前11時〜午後1時。同5〜6時には店が閉まり、日曜休みが多い」と指摘。

 地域ニーズは「スーパー・商店・コンビニ」「高齢者が交流できる所」「飲食店」が高く、近所同士のつながりもできる商店街の機能充実を説いた。新築移転し来年2月に完成予定の「中島れんばいふれあいセンター」に期待を込めた。

 講演に先立ち、溝田会長が「函館をいろいろな視点から学ぶことで、まちの発展につなげたい」とあいさつ。本年度は153人が登録、計6回の講演がある。

提供 - 函館新聞社


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