ふるさと納税 過去最高 昨年度函館市に529万
update 2013/6/9 10:09
函館市に寄せられた、昨年度の「ふるさと納税制度」の寄付金は67件、529万6140円だった。制度が始まった2008年度以来過去最高額で、根強い“函館ファン”の存在を裏付けている。市財務部は寄付者に対し、協力の継続を呼びかけていく。 ふるさと納税は地方税法改正に伴い、08年度から実施。好きな自治体に5000円以上を寄付すると、現在住んでいる市町村の住民税、所得税から寄付額が控除される。
昨年度は市全体を応援する目的で寄せられたのが210万円。活用方法を指定した中では人材育成や生涯学習の推進に109万円が寄付され、児童が放課後、自主的に勉強できる「アフタースクール」の開設経費に充てた。
観光、商工業の振興目的には41万円寄せられ、元気いっぱい商店街支援事業に充当。また、福祉推進の目的にも61万円。子育てに関する情報を一体管理する「すくすく手帳」の発行経費に活用した。
市は寄付者に対してお礼文を送って寄付の継続を呼びかけるとともに、記念品を贈呈。昨年度からは金額に応じて函館産の海の幸をプレゼントしており、中でも100万円以上の寄付者には8000円相当の海産物と「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」を贈っている。
PRリーフレットも本年度から、北海道日本ハムファイターズの函館市応援大使を務める2選手のデザインに変更。市内高校の同窓会組織や、東京都内のコンビニに開設しているアンテナショップなどで配布を始めている。市財務部は「地道な活動を今後も継続していきたい」としている。
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