大迫力の進水式 函館どつくで500人が見学

update 2013/6/5 10:07


 函館どつく(函館市弁天町)で4日、新造船「グローバル・ストライカー」(2万400d)の進水式が行われた。関係者や見学に訪れた市民約500人が見守る中、巨大な船体が海面に滑り降りていった。

 同船は国内の海運会社「NYKグローバルバルク」(東京)が発注した全長178・3b、幅29・4bのばら積み貨物船。函館どつくが開発した船倉ボックス型の船で、幅の広さと浅い喫水が特徴。4月12日に建造を開始し、7月下旬の完成、引き渡しを予定している。

 進水式では船首のくす玉が割られ、船体はごう音を上げて海に滑り出していった。目の前で繰り広げられる迫力ある光景に詰め掛けた市民は大きな歓声を上げた。

 この日は本年度2隻目の進水式。同社によると、本年度はあと4隻建造する計画という。

提供 - 函館新聞社


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