多彩な樹木どう識別 大沼の山林で博士認定会

update 2013/6/3 10:16


 【七飯】樹木の識別方法を学ぶ本年度第1回「樹木博士認定会」が2日、七飯町西大沼の山林で開かれた。参加した12人が新緑まぶしい森を散策しながら落葉広葉樹について理解を深めた。

 道森林管理局駒ケ岳・大沼森林ふれあい推進センター(函館市駒場町、宮本元宗所長)が2000年度から毎年開催。本年度は9月まで毎月全4回を予定し、各回とも認定書を手渡している。

 参加者は国道5号沿いにある「樹木博士認定常設コース」で宮本所長らの講座を受講。最初に450bの事前学習コースを回り、シナノキ、ブナ、アオダモなど20種の説明を受けた。葉の形や大きさ、幹の表面を観察しながら違いを教わった後、試験に臨んだ。

 函館湯川小4年の福田隆登君(9)は「たくさんの木を見学できて楽しかった」と喜んでいた。

 2回目以降は7月7日、8月4日、9月8日に開き、現在参加者を募っている。定員は各30人ほどで申し込みは同センター(電話0138・51・0381)へ。

提供 - 函館新聞社


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