教員養成機能 存続 函教大 国際地域学科に再編

update 2013/6/1 10:19


 2014年度からの組織改編を目指す北海道教育大学(本間謙二学長)は31日、文部科学省に新学科の設置認可申請書を提出した。函館校は現在の人間地域科学課程から教育学部国際地域学科に再編され、小学校の教員養成機能も存続する。

 再編案には小学校教員養成機能を持たせたコース(定員45人)とともに、国際化時代に対応したカリキュラムを組むことが示された。定員は現在の330人から45人減少し、285人となる見通し。今後、同省による審査が始まり、順調に進めば6月下旬ごろ認可される。

 同大は昨年6月に新学部再編案を見直し、新学部設置を13年度から14年度に先送りすることを発表。当初の再編案には、函館校の教員養成機能の廃止が打ち出されていたため、同校OBらが教員養成機能の存続と附属学校の維持を要望し、文科省に約3万5000人の署名を提出していた。

 今年、函館校は、3月末に本部が入学定員を50人減の280人とし、教員養成機能を持つコースの定員を40人とした案と再編時期に反発。同校は教員養成の定員の増員と組織改編の1年の先伸ばしを本部に要請した。これに対して4月、本間学長が同校を訪れ、設置に必要な書類作成を5月中にまとめるよう伝え、同校が準備を進めていた。

提供 - 函館新聞社


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