レストラン「がごめ飯」念願の開店

update 2013/5/24 09:59


 函館市内で居酒屋とレストランを展開する「ガッツ」(岸部悟司社長)は23日、五稜郭町の函館リッチホテル五稜郭1階にレストラン「がごめ家」を開店させた。ランチタイムに地元食材をふんだんに使った「がごめ飯」を味わうことができる。岸部社長(49)は「観光客に函館の味を知ってもらうほか、市民のファンを増やし、地元の定番メニューに育てていきたい」と意気込んでいる。

 がごめ飯は、道産米に細かく刻んだガゴメコンブを混ぜ合わせ、その上に鹿部産のタラコ、函館産のイカの昆布締め、カニなどを乗せた彩り豊かなどんぶり。最後にかつおだしをかけて「ひつまぶし」感覚で味わうことができるのも特徴。

 地元食材を活用した特産品づくりをしようと、岸部社長が2007年から開発に取り組んだ。08年には国の支援、研究機関の協力を得て完成にこぎつけた。

 開発当初は販路開拓に向けて駅弁や空弁として販売することも計画していたが、製造工場を新設するには資金的にも難しく断念した経緯もある。その後は本町の「カジュアルダイニング スリーク」のランチで提供し、人気メニューになった。ガゴメブランドの独立≠ヘ、岸部社長の念願で、今回の新規開店は喜びもひとしおだ。

 ランチタイム(月〜金、午前11時〜午後2時半)は、がごめ飯のほかにもパスタなどがある。サラダ、ドリンクバー、パンなどが付き、料金は1000円。朝食ビュッフェ(毎朝、午前7時〜同9時半)も行っており、ホテルの宿泊客以外でも利用できる。和食、洋食のメニューを用意、料金は800円。岸部社長は「五稜郭公園を散歩した後にふらりと朝食を食べに来てほしい」と話している。

 問い合わせは同店(TEL070・5284・8913)へ。

提供 - 函館新聞社


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