過去最大の客船寄港

update 2013/5/19 10:26


 コスタクルーズ社(イタリア)の豪華客船「コスタ・ビクトリア」(7万5166トン)が18日、函館港に初寄港した。真っ白な船体と黄色の大きな煙突が特徴の船で、函館入港実績のある客船では過去最大。同日夕まで滞在し、乗客約2000人が市内近郊の観光を楽しんだ。

 同船の全長は60階建てのビルに相当する253メートル、全幅32メートル。日本一周クルーズの最中で、乗客のほとんどは日本人。11日に横浜を出港し、韓国・釜山、石川県金沢などを回り、函館の次は仙台に向かった。

 入港時には函館巴太鼓が歓迎演奏を行い、デッキで見守った多くの乗客から拍手が沸き起こった。船内での歓迎式で、片岡格副市長は「大きな船体に圧倒されました。市民も入港を待ち望んでいた」と歓迎。初寄港記念の盾を受け取ったパオロ・フザリーニ船長は「函館の温かいもてなしをうれしく思う。イタリアンスタイルの旅の楽しみをもっと多くの人に知ってもらいたい」と話した。

 夫婦で乗船している埼玉県志木市の名児耶久枝さん(72)は「クルーズ旅行は4回目。船内で好きなものを食べられる食事も魅力。外国船は料金も安く、その分、寄港先で楽しめます」と話していた。同船は9月にも函館寄港を予定する。

提供 - 函館新聞社


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