大間原発建設断念を 訴訟の会が大間町長に要請
update 2013/5/15 11:10
【大間】大間原発訴訟の会の竹田とし子代表らは14日、青森県大間町役場を訪れ、同町で進む大間原発の建設を断念するよう金澤満春町長に要請した。
函館、青森の5団体から15人(函館からは7人)が参加。同会として町長に直接会って要請するのは5年ぶり。要請は会議室で約30分間行われた。
要請文では、同原発で事故が起きた場合の被害は福島第一原発事故を上回り、町民の生命を守るために建設を断念すべきだと訴えた。函館市や大間町の存立に向けて町長の決断が必要だと指摘したほか、町主催の町民対象の説明会を開くことも求めた。建設を断念した場合、同会会員約1000人が「ふるさと応援寄付金」や、地元産品の購入などで協力する方針も明記した。
金澤町長は原子力政策の推進や、核の平和利用という考え方に変わりないことを強調。福島の事故を重く受け止め、安全対策を注視していく考えを示した。
同会は「こちらの気持ちを伝えたいので、それぞれ意見を述べた。町長と会って話ができたのは一歩前進」としている。
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