函館短大、「適格」認定 第三者評価2度目 北海道・東北初

update 2013/5/14 09:46


 函館短大(上平幸好学長)が、短期大学基準協会(東京)の2012年度第三者評価を受け、「適格」と認められた。7年に一度受けることが義務付けられた制度で、05年度に続いて2度目。全学的な教育の質保証の取り組みが評価され、2度の適格判定を得たのは北海道・東北地区で初めて。

 国は04年度から、全短大に第三者評価を義務付け、同短大は05年度も北海道・東北で先駆けて合格。前回は教育研究や運営、施設などが設置基準を満たしているかが問われ、今回は学習の成果に主眼が置かれた。同短大を含む全国33短大が申請、適格となった。

 同短大の場合、▽少人数の必修科目「教養ゼミナール」できめ細かい指導を行っている▽学生による授業評価や成績の情報を教職員が共有し、よりよい授業につなげている▽資格・免許取得に力を入れ、就職難の時代でも2学科平均94%(11年度)の内定実績を挙げた―などの優れた特徴がある。

 上平学長は「良い教育をして、学生と保護者の満足度の高い短大を目指す。就職に強い短大としてマルチライセンスの取得をさらに進めたい」と話す。

 認定は3月14日付。教務部長の猪上徳雄教授を中心に約2年かけて報告書をまとめ、それに基づく訪問調査を経て適格と決まった。

提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです