「ようこそ函館」全市挙げて演出 新幹線開業対策推進機構 デザイン統一 市民意識盛り上げ
update 2013/5/14 09:45
函館商工会議所や市など関係機関でつくる北海道新幹線新函館開業対策推進機構(会長・永井英夫函館商工会議所副会頭)は本年度、全市を挙げて取り組む「ようこそ函館演出事業」を展開する。「ようこそ函館」と書いた統一デザインを作成。行政や事業者などが共通で使用するものとし、観光客を出迎える態勢づくりの機運を全市規模で盛り上げていく考えだ。
「ようこそ函館演出事業」は、新幹線開業まで3年を切ったことから新規事業として取り組む。2010年に新青森駅が開業した青森県でも同様の事業を開業まで3年を切った段階で行ったという。
「ようこそ函館」をメーンとしたデザインを作成し、それをもとにポスターやステッカー、名刺用台紙、横断幕、のぼり旗などの各種ツールを新たに作製。行政や事業者などにもさまざまな場面で活用してもらい、市民の意識を盛り上げ、観光客の満足度向上にもつなげていく。
デザインは、大勢の観客が訪れる7月末のGLAYの屋外ライブまでの完成を目指しており、2016年3月の新幹線開業まで使用する。新駅の名称や開業日が決まり次第、それらをデザインに盛り込んでいくという。同機構では「開業に向けて市民や事業者がやる気を高めていくための取り組みを加速させる年にしたい」とした。
また、昨年度実施した「新幹線開業はこだて魅力創造ゼミナール」のフォローアップ事業を行うほか、継続事業として東北新幹線沿線での集中プロモーションや公衆無線LAN(Wi―Fi)の拠点拡充、フォーラムなども引き続き行う。13日に市内のホテルで総会を開き、本年度の事業計画や予算を承認した。
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