ミント電車運行 市企業局がサッポロビールとタイアップ
update 2013/5/11 10:17
函館市企業局交通部はサッポロビールとタイアップして、723号車を企画電車「ミント電車」として運行している。ミントの葉を使用するラムカクテル商品のPRを兼ねて、車内にミントの植木を配置したり、ほのかに香りがする整理券など、癒やしの空間を交えた楽しい車両に仕上げた。
路面電車開業100周年に向けて、ビール電車の運行で縁のある同社道南支社(函館市梁川町)の古川光偉千(こういち)支社長が「電車に乗った時にわくわくすることができないだろうか」と提案。同社が昨年4月から販売するキューバ生まれのラムブランド商品「バカルディモヒート」のイメージに合わせて準備を進めた。
車内にはグラスに入れたミントの木を配置。発券機の中にミントの芳香剤を置き、整理券にほのかな香りを付けた。アイボリーとライトグリーンに塗り分けられた723号車の車体も商品イメージにマッチし、外側板にはミントの葉のイラストを掲示した。
同部事業課は「植物を置いたり、香り付き整理券も初めての試み。環境に優しい乗り物のコンセプトにも合致し、見かけたら是非乗ってみてほしい」とする。
また、同社が全国で提案する「ご当地モヒート」の函館版で、桜を添えた「五稜郭モヒート」を提供する市内飲食店名を乗せたマップも掲示。掲載店名は随時更新していくという。
古川支社長は「観光客や地元の方も車内で香りを楽しんでもらい、話題になれば。モヒートはさっぱりしておいしいので、お花見にも合いますよ」とPRしている。運行は7月末まで。1日6往復ほど走行している。
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