GW航空各社函館―羽田線 前年上回る4万人

update 2013/5/9 10:21


 航空各社はゴールデンウイーク期間中(4月26日〜5月6日)の利用実績をまとめた。函館―羽田線は、運航する3社の合計が前年比4・9%増の3万9995人となり、前年を上回った。連休が前半と後半に分かれ、海外旅行が敬遠された結果、函館を訪れる人が増えたとみられる。就航から1カ月を迎えた日本航空の函館―伊丹線は、搭乗率が90・5%と好調な出だしとなった。

 函館―羽田線は、全日空(ANA)と日本航空(JAL)、AIRDO(エアドゥ)の3社が運航。大型の機材を投入し、提供座席数を増やした全日空は、同13・2%増の2万1923人と好調。ANAセールス函館支店は「羽田線は販売面を強化したことが功を奏した」と話す。

 日本航空は同1・9%減の1万1161人。提供座席数を減らしたためで、ほぼ前年並み。ただ搭乗率は84・6%と昨年(71・8%)よりも高かった。AIRDOは同6・4%減の6911人と低調。搭乗率も72・4%だった。

 3社の合計は昨年の3万8127人より1868人増えた。日本航空函館支店では「函館からの利用は30周年を迎えたディズニーランドやスカイツリー目当てが多かったようだ」としている。

 好調だったのが日本航空の函館―伊丹線(50人乗り、1日1往復)。搭乗率は90・5%で、ほぼ満席状態での運航となった。就航した3月31日から4月30日までの1カ月の利用者は2369人で、搭乗率は76・4%。同支店は「利用が減る4月としては高い水準。さらに需要喚起に努め、1年を通して80%以上の搭乗率を目指したい」とした。

提供 - 函館新聞社


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