鉄道ファン 乗って撮って…江差線で臨時列車運転
update 2013/4/29 10:34
【上ノ国】2014年5月に廃止が予定されているJR江差線(木古内―江差間)で28日、団体臨時列車「えさし号」(函館―江差、1往復)が運転された。約80人の乗客は、歴史情緒あふれる江差町内の観光を楽しみ、沿線では珍しい列車の走行シーンを撮影しようと、全国から写真愛好家が集まった。
同列車はJR北海道函館支社が「ありがとう江差線企画」第1弾として企画。普段は江差線を走らない特急形気動車(キハ183系、3両)を使用するとあり、「乗る」と「撮る」で人気を集めた。上ノ国町の湯ノ岱駅周辺の天ノ川近くでは、数十人がカメラを構えた。
釧路市の会社員高井宗康さん(42)は「留寿都、岩見沢の友人と手分けし、合わせて7カ所で撮影する予定。今年は江差線撮影がライフワーク」、仙台市の大学生内村聡さん(21)は「江差線は昨年、2度乗っている。企画はうれしいけど、列車が無くなるのは寂しい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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