市電で名所巡りを…湯川に観光案内所

update 2013/4/29 10:33


 函館市企業局交通部は28日、ゴールデンウイーク(GW)に合わせて市電沿線の見どころを紹介する観光案内所を、市内湯川町の湯の川温泉電停付近に開設した。同温泉の宿泊客を対象に市電の乗車券を販売し、沿線の名所や史跡を案内した。

 GW期間中に毎年行っており、今年で10年目。初日は緑色のジャンパーを着た同部職員5人がワゴンを設置、観光客に「おはようございます」「3回以上乗るなら1日乗車券がお得です」などと、笑顔で声を掛けた。

 ワゴンでは市電1日乗車券(大人600円、子ども300円)、市電・バス共通1日乗車券(大人1000円、子ども500円)を販売。五稜郭やベイエリアなどへのルートを聞く観光客が多く、職員が丁寧に道案内をしていた。

 同部事業課の湊公宏主査は「昨年よりも観光客が多いように感じる。市電に乗り、100年の歴史を感じてもらえれば」と話していた。

 案内所は29日と5月3〜5日に設置。午前8時45分〜同11時。

提供 - 函館新聞社


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