50年ぶり函館でアイヌ民族の伝統的儀式「カムイノミ」

update 2013/4/29 10:32


 アイヌ文化の伝承・保存活動に取り組むNPO法人道南マウコピリカの会(加藤敬人理事長、会員26人)は28日、函館空港でアイヌ民族の伝統的儀式「カムイノミ」を行った。同会によると函館市内で同儀式が行われたのは50年ぶりだという。

 カムイノミは神への祈りという意味。同空港国内線旅客ターミナルビル2階に、アイヌの民芸品を販売する「ラプ」がオープンしたことを記念して行われた。

 空港の出口前で、民族衣装を着た会員ら約10人がいろりを囲み、トノトと呼ばれるアイヌの伝統的な酒を神々に捧げながら空港の発展や市民の幸せなどを祈った。

 同会の加藤理事長は「函館空港のより一層の安全を祈った。今後はラプを拠点に、アイヌ文化をさまざまな形で空港から発信していきたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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