労働環境安定を訴え 連合メーデー1625人参加
update 2013/4/28 10:26
労働者の祭典「第84回函館地区連合メーデー」(実行委主催)が27日、函館市千代台町の千代台公園で開かれた。多くの参加を求めるため、昨年に続いて大型連休の中日を避けて実施し、主催者発表で59団体1625人が参加した。安倍政権が推し進める「アベノミクス」への懸念を示すとともに、参院選での必勝を誓い、労働環境の安定を訴えた。
実行委員長で函館地区連合の荒木敏安会長は「実体経済は好転していない。所得が向上しない中で物価上昇は国民に打撃を与える。安倍政権は弱者を切り捨てる政策に逆戻りした。右傾化が進み、平和や人権問題も危機的状況となる」と述べた。工藤寿樹市長、民主党第8総支部代表の逢坂誠二前衆院議員、同党の神本みえ子参院議員が激励のあいさつをした。
大会では、自治体財政の確保や、最低賃金の大幅引き上げなどを求める特別決議を採択。今夏の参院選に向け、道選挙区では同党の小川勝也氏、比例では連合推薦候補の完勝を目指すことを確認した。荒木会長が「頑張ろう」三唱で大会を締め、労働環境改善や原子力ゼロなどを求めるプラカードを持ちながら、デモ行進に出発した。
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