函大「ベイエリア・キャンパス」で初の授業
update 2013/4/26 10:09
函館大学(溝田春夫学長)が1日開設した学外拠点「ベイエリア・キャンパス」(末広町22)で25日、初の授業があった。商学実習で、2年生12人がグループで意見を出して発表。観光の課題に対応した、まちなかの実践的教育拠点が動きだした。
「函館の魅力再発見」をテーマに、中井郷之専任講師(観光論)が担当、函館観光コンシェルジュセンターの小林功事業部長を講師に招いた。小林部長が「函館の強み、弱みを思いつく限り書きだして整理し、ゴールは皆さんの手で、まち歩きコースをつくってほしい」と提案。学生が2班に分かれて付箋に函館の良い所、悪い所を自由に書き込んだ。「海の幸がおいしい」「夜景が美しい」とする一方、「坂が多い」「遅くまで開いている店がない」など学生らしいユニークな視点で函館の現状を見直した。
高瀬健太さん(19)は「普段と違う授業形式なので、新鮮さがあって頭の回転が良くなります」と笑顔を見せた。
社会人と連携して会員制コワーキング(協働)とコラーニング(共学)に使う。溝田学長は「学生にとってはアンケートなどのフィールドワーク拠点。観光客にもぜひ利用してもらいたい」と話している。
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