大函丸で大間においで 函館から客呼び込みへ

update 2013/4/22 10:18


 【大間】青森県の大間町商工会などは4月27日から5月6日まで、津軽海峡フェリー(函館)の「大函(だいかん)丸」が就航したことを記念し、「大函丸乗ったど! サービスフェア」を行う。同町の協賛店で買い物や食事をした際に大函丸の乗船チケットを提示すると、さまざまな特典を受けられるというもの。函館や道南各地から大間へ観光客を呼び込もうという初めての取り組みだ。

 フェアは、町や町内のまちづくりグループ、商工団体などでつくる観光活性化の組織「やってまれ大間! 人間会議」が、同期間に津軽海峡フェリーの大間ターミナルで行う物販イベント「大函丸フェア」に合わせて試験的に行う。

 参加するのは商工会と大間町観光協会に加盟する飲食店、土産物店、宿泊施設など約30店。飲食店では生ビールやソフトドリンクを無料で1杯提供したり、記念写真を撮影してプレゼントしたりするサービスを行う。土産物展店は多彩なプレゼントを用意しているほか、宿泊施設では宿泊料金を1割引きするサービスなどもある。

 当日の乗船チケットのみ有効。1枚で複数の店で使うことができる。同商工会では「一人でも多くの人に大間に来てもらい、町の中をゆっくりと歩いてもらいたい」とPRしている。参加店が掲載されたチラシは大函丸やターミナルで配布する予定。問い合わせは同商工会(電話0175・37・2233)へ。

提供 - 函館新聞社


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