大間原発 建設断念を 訴訟の会が街宣活動 第4次提訴の準備も

update 2013/4/21 10:03


 大間原発(青森県大間町)の建設差し止めなどを求める第3次提訴(26日・函館地裁)に向け、大間原発訴訟の会(竹田とし子代表)が20日、旧グルメシティ五稜郭店前で街宣活動を行った。同日参加を締め切った3次原告団は250人を超えたが、今後も参加を求める市民がいるとして「第4次提訴も準備中」としている。

 同会など函館・青森5団体は19日、同町を訪れ、町役場と事業者の電源開発大間原子力建設所に対し、文書で建設断念を求める要請をした。函館6人、青森6人の計12人が参加し、同原発の現状に関する説明会を、大間や函館などで開催することも求めた。

 要請に参加した原告の布施義雄さん(64)=函館市桔梗=は「大間町の担当者は新任を理由に、電源開発が何を進めようとしているのか承知していない。函館市民や大間町民の生命と財産を守る責任があるのに、無責任な対応に憤りを覚える」と話した。

 5団体は同町と同社に今月30日までに文書で回答するよう求めており、回答をもらって5月中に再度大間を訪れ、話し合いの場を設けたい考え。

 この日は約10人が街頭でチラシを配ったほか、「大間原発いらないっしょ!!」などと書いた横断幕も掲げ、賛同を呼び掛けた。同会は「電源開発は本年度、主建屋のコンクリート打設などの工事を行うと町民に知らせており、撤回すべきだ」としている。

提供 - 函館新聞社


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