旧シーポートプラザ 解体へ JR北海道の小池社長が方針
update 2013/4/21 10:03
JR北海道の小池明夫社長は20日、休館中となっている旧シーポートプラザ(函館市若松町)の建物を撤去する方針を示した。撤去した上で当面は駐車場として活用。「その先についてはしっかりと考えていきたい」と述べ、周辺の再整備に意欲を示した。
電化工事の起工式終了後、記者団の質問に答えた。
同施設と周辺の土地はJR北海道の所有。旧シーポートプラザは青函連絡船廃止後の1990年にオープン。飲食店などが入居し、完成当初はウォーターフロントの観光施設として人気を集めた。
その後、地ビールレストランが開業したほか、クラシックカーの展示施設としても活用されたが、利用者の減少で2008年から休館している。
小池社長は同施設について「使われていない状況が続いており、今のままでは使い勝手が極めて悪く、建物は撤去せざるを得ない」述べ、時期については「自治体と調整しているところ」とした。
提供 - 函館新聞社
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