道南4JCの合併白紙に
update 2013/4/20 09:56
JA新はこだて(畠山良一組合長)は19日、道南3JA(函館市亀田、今金町、きたひやま)との合併協議が破綻していたことを明らかにした。函館市亀田、今金町の両JAが合併不参加を表明したため。
同日、北斗市総合文化センターで開いた通常総代会で、畠山組合長が報告した。同JAは3JAが足並みをそろえて合併することを求めており、今回の破綻で道南1JAの実現は当分の間なくなった。
畠山組合長は「2年ほど協議をしてきたが、協議の結果、2JAが合併に参加しないことになったため、昨年、いったん白紙となった」と述べた。ただ、「今後は希望の申し出があれば、再度協議が行われることになる」とも述べ、柔軟に協議のテーブルにつく方針を示した。
函館市亀田は都市型JAで、今金町は全国ブランドとして知られる「今金男爵」を持ち、それぞれ健全経営が可能と判断したとみられる。きたひやまは財政状況などの理由から、合併に前向きだという。
また、畠山組合長は、現在控訴審で係争中のカーネーション共選料問題について「判決の内容については予断を許さない状況である」と報告した。
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