未来大生と連携しご当地キャラ制作
update 2013/4/18 09:56
【北斗】北斗市は本年度、2015年度の北海道新幹線開業に向けて、公立はこだて未来大学と連携してご当地キャラクターの制作を計画している。同大3年生の必修科目、プロジェクト学習の1科目となっており、来年3月の完成、お披露目を目指す。17日、同大で学生向けの説明会が開かれた。
プロジェクト学習は、地域や企業などと連携し、学生が1年間かけて問題解決の過程を体験。1プロジェクトを10〜15人の学生が受講し、成果を地域や企業に還元する。本年度は20余りのプロジェクトが行われる。市のキャラクター制作は情報アーキテクチャー学科の安井重哉准教授(46)が担当する。
説明会には、市企画財政課の職員も参加し、市内で製造されたトマトジュースを学生に配るなどしてPR。集まった学生に対し、安井准教授がプロジェクトの内容や目的、年間スケジュールを説明し、「市の価値を高めるキャラクターをつくるのが大きな目的。熊本県のくまモンに負けないキャラクターをつくろう」と呼び掛けた。
説明を聞いた友広歩季さん(20)は「自分のつくったものが社会で使われるのは魅力。将来的に自分の力になると思う」と話し、寺田純希さん(20)は「やってみたいという思いと重大な仕事というプレッシャーが交差しています」と感想を話していた。
4月下旬までに受講学生を決定し、大型連休後にプロジェクト活動をスタート。市内の観光地や特産品などを学びながら複数の案を創作し、市民投票でキャラクターを決定する。着ぐるみのほか、グッズやプロモーションビデオなどの制作も検討する。
同課は「学生ならでは発想と大学で学んだ技術、知識を生かして市民に親しまれるキャラクターをつくってほしい」としている。
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