五勝手屋本舗「さくら羊羹」登場 創業以来初の新作

update 2013/4/18 09:56


 【江差】筒型羊かんでおなじみの五勝手屋本舗(江差町本町38)は17日、サクラにちなんだ新商品「五勝手屋さくら羊羹(かん)」を発売した。主力の羊かんの新作は1872(明治3)年の創業以来初めてで、5月の大型連休ごろまで限定販売する。

 新商品は、道内産の希少な白インゲン豆「大福豆(おおふくまめ)」を原料に小笠原敏文専務が考案。主力商品とは若干違う羊かんを食べたいという客の要望に応えて年明けから試作を繰り返し、「淡い色合いであっさりとしたほど良い甘さに仕上がった。春のさわやかさをイメージした」と小笠原専務。

 主力の五勝手屋羊羹も高級金時豆を使っているが、「さらに高級豆を使用することで上品な味わいになった」と同店。パッケージもサクラ色の愛らしい花びら模様で、「サクラ咲く季節に、2つの羊かんを食べ比べて味の違いを楽しんでもらいたい」とPRする。値段はともに1本(103グラム)368円。

 新商品は、函館市本町32の丸井今井函館店6階で22日まで開催中の「はこだてスウイーツフェア」でも販売中。問い合わせは同本舗(電話0139・52・0022)へ。

提供 - 函館新聞社


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