新大間ターミナルが完成…大函丸あす就航
update 2013/4/17 10:10
【大間】津軽海峡フェリー(函館市港町3、石丸周象社長)は、函館―大間を結ぶ「大函(だいかん)丸」の投入に合わせて整備を進めていた大間港のターミナルを完成させた。就航を目前に控えて同社は16日、竣工(しゅんこう)式を開き、関係者らとともに完成を祝福した。大函丸の就航、利用客を迎え入れる準備を整えた。
ターミナルは、鉄筋コンクリート造り2階建てで、延べ床面積は約660平方b。大函丸就航のために同社が約4億円をかけて建設していた。
函館ターミナルより規模は小さいが、バリアフリー対応となっており、大函丸にはスムーズに乗り降りすることが可能。1階にオープンカウンター、2階に待合室や食堂、売店、乗下船用のブリッジを設けた。
竣工式には関係者ら約60人が出席。石丸社長は「大函丸とともにターミナルを完成させることができたのもみなさんのおかげ」とあいさつ。また、「地域活性の場、情報発信の場として地元住民の方にも利用してもらいたい」と述べた。 大函丸(1912d)は、老朽化したばあゆの後継船。全長は約91b、1日2往復はこれまで通りだが、所要時間は10分短縮し、約40`の航路を90分で結ぶ。定員は478人。
同社によると、18日の大間発の初便、函館発の折り返し便の予約状況(16日現在)はいずれも6割ほどという。
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