大沼で遊覧船を下架

update 2013/4/13 10:14


 【七飯】大沼で観光遊覧船を運航する大沼合同遊船(小泉真社長)は12日、13日からの営業開始を前に遊覧船5隻を湖に下ろす作業を行った。下架後には早速試運転が行われ、大沼に本格的な春を告げる軽快なエンジン音が響いた。

 作業は午前8時半ごろから開始。作業員や社員が冬の間、陸で保管していた遊覧船を専用のレールに載せて1隻ずつ湖へ下ろした。大雪の影響で下架が遅れた昨年と比べ、5日早い作業となった。

 同社によると、昨シーズンは6万8000人が遊覧船を利用。同社の川村晃也さんは「国内の団体旅行が減少傾向にある中で、盛り返すためにも台湾や韓国、シンガポールやタイなどからの観光客誘致を積極的に図っていきたい」とし、「今年は7万人以上の利用が目標」と話していた。

 営業は13日から開始し、湖が氷結する12月中旬ごろまで無休で運航する。料金は中学生以上1080円、小学生は540円。問い合わせは同社(TEL0138・67・2229)まで。

提供 - 函館新聞社


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