佐藤泰志作品 再び映画化
update 2013/4/11 09:49
函館市本町の映画館シネマアイリス(菅原和博代表)は、函館市出身の作家、佐藤泰志(1949〜90年)の小説「そこのみにて光輝く」の映画化を企画し、6月下旬から函館市内で撮影を開始する。公開は来年夏の予定。
2010年に函館の有志が企画し、上映された佐藤氏原作の映画「海炭市叙景」に続く市民映画。「海炭市叙景」は、キネマ旬報年間ベスト10に選出されたほか「シネマニラ国際映画祭」でグランプリを受賞するなど高い評価を得た。
今回映画化する「そこのみにて光輝く」は、夏の函館を舞台に、太陽の照りつける海で、互いにひかれ合う男女の波乱に満ちた物語を描いた作品。監督は「オカンの嫁入り」で新藤兼人賞を受賞した呉美保(おみぽ)さんが務める。キャストは未定だが、海炭市叙景同様、メーンキャストを含む多くの登場人物を市民オーディションで選ぶ予定だという。
菅原代表は「佐藤泰志さんの小説は函館の財産。市民の皆さまに協力していただき、函館の街から全国へと発信できる映画を作っていきたい」と意気込んでいる。
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