鳥インフル感染拡大、函館空港に注意喚起ポスター
update 2013/4/11 09:48
中国で感染が拡大している鳥インフルエンザ(H7N9型)の予防に向け、小樽検疫所函館空港出張所は函館空港国際線の出国・入国エリアに注意喚起のポスターを掲示した。
ポスターには渡航時の注意事項として▽不用意に動物に近寄らない▽積極的な手洗い―などを明記。またWHO(世界保健機関)が発表する現地の死者数や患者数といった最新情報を伝えている。今月3日から掲示している。
函館空港国際線で現在、定期便があるのは台湾のみ(韓国は運休中)で、中国は就航していない。このため函館を訪れる外国人観光客は台湾人が毎年最も多く、2011年の外国人宿泊数のうち台湾人は73%を占めているが、中国人客も5%ほどいる。
同出張所の平野弘章所長は「入国時に体調の悪い人はしっかり検査をする。めったにないケースだが、警戒を強めたい」と気を引き締める。その上で「中国に渡航した際の一番の予防策は動物に近寄らないこと」と説明する。
一方、市立函館保健所でも現地の動向を注視。同所保健予防課は「情報収集に努めて、必要があれば関係機関と対策を練っていきたい」としている。
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