「搭乗者の声」知りたい 函大生が函館空港と協力し調査
update 2013/4/7 10:02
函館大学の学生が今春から、函館空港ビルデングと協力し、搭乗者の施設満足度を調べる旅客アンケートを同空港で実施している。施設設備や従業員の応対について、市民や観光客から生の声を集め、分析結果を同空港のサービス向上につなげる考えだ。
活動しているのは、同大の大橋美幸准教授の講義「商学実習」を受ける4人。2年生の必修科目だが、テーマは毎回変えている。今回の調査項目は居住地や年齢、利用目的、各航空会社従業員の接客や、保安検査場、物販店の雰囲気などで、主に5段階で評価してもらう。4月の閑散期と夏の繁忙期に調査する。
活動2日目の6日は、中澤さおりさん(19)と平野瞳さん(19)が終日、搭乗前の人たちに「ご記入お願いします」とアンケート用紙を配布。午後3時までの7時間で260枚集めた。
同行した大橋准教授によると、「不足している施設」との質問に「ラウンジ」との回答が目立ったといい、「空港利用者には近隣住民も多く、そのニーズは多様だと感じている。さまざまな発見が期待できる調査になるのでは」と話していた。
この活動は7日も行う。秋以降、学園祭や学内発表会で集計結果を報告する予定。
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